失敗談~怒らないって難しい!~

成功談を書くよりも、

失敗談の方が面白いかな?と思いまして、

失敗談も書いてみようと思います。

 

さて、本日は…

小学5年生の男の子との授業で起きた事件についてです。

この子はまじめでよく頑張っているのですが、

注意が散漫しがちで、

思い通りにいかないと怒りだしてしまう、

年齢より少し幼い印象を受けるような子でございます。

(素人判断ですが、ADHDだと思われます)

 

算数で最も大切な分野の一つ、

分数の足し算・引き算をしていた時に、

その事件は起きました。

 

真分数の足し算・引き算については大変順調で、

スラスラと解けることが快感な様子で、

集中して取り組んでいたのですが…

 

帯分数の足し算・引き算となると

急に手が止まってしまいました。

学校を丁度病気で休んでいた時期だったこともあり、

習っていなかったようです。

 

そこで、帯分数の足し算について教えようとしたのですが、

既に真分数の足し算・引き算で頑張っていたことで

疲れていたのか、

情報をうまく処理することができず、

パニックを起こしてしまい、

暴言をはいて怒りだしてしまいました。

(※疲れていることを見抜けなかったこと、

さらに拙い説明で混乱させたことが

今回における私の最大の失敗です)

 

その場では冷静になって、

漢字の学習をして切り替えるように伝えたのですが、

怒りは簡単に収まらないようで、

注意不足により読み仮名の記述ミスをして、

そのミスをする自分に対していら立ってしまう様子…

ミスを軽減するために、読み仮名を読み上げていると、

「一々言わんでいい!」

と再び暴言を吐かれたので、

私も不機嫌な態度になって黙ってしまいました。

私も大人げないものです(笑)

 

ADHDの子に対しては、

叱らずに褒めることが大切だと言われますが、

保護者様・先生方が感情的にならずに

指導されることの大変さが、

身に染みて理解できたものでございます。

 

だからこそ、子どもに対する深い理解も必要さながら、

保護者様・先生方の日々の努力についての理解も示して、

連携していくことが重要なのだと痛感致しました。

 

今までは子どもに対する理解ばかり、

保護者様にお願いしており、

保護者様の努力について理解できていませんでした。

こうして毎週、決まった時間に学習できるのも、

ご家庭・学校の指導があってこそで、

今更気付いたのですが、本当にありがたいものです。

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