好きこそものの上手なれ

桂太くん(仮名)のお母様のご紹介で、

桂太くんの親戚の子(中1女子)と桂太くんとを一緒に見ておりました。

 

桂太くん、親戚の子がいると何だか急にしっかりしだして

わからないところを自分で調べだしたりして、

お兄さんのように頼もしくなっておりました^^

 

うーん、桂太くんがこんなに頑張るの久しぶりだな。

桂太くんの中学の担任だったM先生もびっくりだろう…

彼にこんな一面があるのなら、

親戚の子と一緒に勉強してもらえばよかったな…(笑)

 

さて、桂太くんの親戚の子ですが、

注意欠陥・多動性障害(ADHD)と診断されたそうで、

集中力がないという旨を伺っておりました。

 

ところがどっこい、

春休みの宿題を一緒に勉強していたのですが、

正負の数の計算問題を40分で40問解くなど、

大変意欲的に、集中して学習しておりました

 

彼女曰く、

「いつもなら10問くらいしかできないのに40問もできた!」

「楽しくて、時間があっという間に過ぎた!」

とのことでした。

(楽しかったのは半分以上桂太くんのおかげだよ、ありがとう)

 

しかし、なぜ楽しいと感じたのでしょう…?

昨日の私はニコニコ(それはもう桂太くんに指摘されるぐらい)していたからでしょうか…

それに加えていつも通り、

正答を導けば褒め、誤答を導けば正答に近づけるための助言をし、

常にコミュニケーションを取りながら、

一緒に問題を解いていたからかもしれません。

 

このように、たとえADHDであっても、楽しいと感じれば、

今回のように素晴らしい能力を発揮するようです。

好きこそものの上手なれ

まずは「楽しい」「面白い」と感じさせることが、

勉強には必要なのかもしれませんね。

(そういや急成長した桂子ちゃんも楽しいとか言ってくれてたね)

 

勉強が嫌だーっていう桂次郎くん、

どうやったら君が楽しいと思えるか、

私も頑張って考えてみますね!

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