言葉の理解が苦手な子へ…分数の教え方2

新年度が始まりました！

3月一杯で指導終了した新高校生のみなさん、お疲れさまでした。

そして新しい出会い…

なんてものは私にありません(笑)

お問い合わせすら全く来ない…

実力が無いのにお調子者でプライドの高い自分には、

このことはとてもよく効く薬でございます(笑)

(と自分で言った言葉が、グサッと自分の心を抉っております…うぅ…)

さて、本題です。

引き続き、言葉への理解が苦手な子に対して

分数の指導を行っているのですが…

どうも分数と割り算との関連性が掴めない様子だったので、

「分数も割り算も同じ意味を持っている」

ということを教えることにしました。

例えば  であれば、「1を二等分したもの」であり、これは「1を二等分する」1÷2と同義になります。ところが  「 は  以外の何物でもない」と、が「1を二等分したもの」であることを理解できず、単なる数字、或いは記号として認識している場合、1÷2と同義であると説明を行っても、納得させることは(私には)困難でございます。

そこで再び、視覚的に理解できるように工夫します。

について、分数の横棒が÷の記号であると見立て、

上から下に向かって割り算を行えばいいことを示しました。

そして生徒に、分数を割り算に変換させてみました。

まあ、生徒の反応を見る限り、上手くいったような気は致します…

とりあえずこれで分数と割り算が同義であることが理解できれば、御の字ですね…