失敗談2~他人に振り回される~

他人に振り回される

 

私は人付き合いが昔から苦手で

人によく振り回されては

疲れ、悩んでしまう

ということを繰り返してきました。

 

 

 

昨日たまたまそういったことが起きたので、

なぜ振り回されるのか、

振り回されないようにするための対策は何か、

考えて参りたいと思います。

 

1.そもそも「振り回される」とは?

相手のことを気遣う人は、往々にして相手の気持ちを察して行動します。

そして、相手の喜びや感謝を期待します。

 

ところが、時として、または相手によっては、

喜びや感謝を示さないどころか、

怒りや憎しみ、様々な侮辱をぶつけてくることがあります。

 

こうした時に、自罰的、

つまり「相手を不愉快にさせた自分が悪い」、

と考えてしまい、

悩み、苦しみ、疲れてしまうことを、

「振り回されてる」

としたいと思います。

 

2.なぜ振り回される?

高い共感力や感受性を持っていると、

どうしても相手の思いをくみ取ってしまいます。

 

そのうえ、私のように

「常に自分は間違っているかもしれない」

と考えるような、

自己評価の低い人となると、

「自分は間違っているのではないか」

「相手が正しいのではないか」

と錯覚してしまうのです。

 

また、自己評価が低いがゆえに、

他人からの評価に依存しやすいので、

「相手に嫌われたくない」

と思いすぎることも、

振り回される原因の一つとなります。

 

3.どうすれば振り回されずに済む?

振り回されそうな人物に出会ったら、距離を置くことが大事なのかもしれません。

 

また、人生経験の豊かな方であれば、

「自分は自分、他人は他人」

と割り切って生きていらっしゃるようで、

「他人の低評価≠自分の低評価」

「他人の価値観≠自分の価値観」

「努力によってできること≠∞」

自分で限界をつくることも大事なようです。

 

大体悩むときは、

今まで持っていた自己イメージと比較して、

あまりにも実際の能力が低いと認識した時なので、

振り回されることに悩むのであれば、

「相手に好かれること」に限界を設け、

「相手に好かれない自分」を受け入れればいいのかな、

と考えております。

 

4.学校は大変!

学校は私のように、勉強だけを教えればいいわけではありません。

責任感、連帯感、団体行動、躾など、

社会で生きていくうえで重要なスキルまで教えないといけないのです。

 

こういったことは、生半可な気持ちでは教えられません。

考え方・行動を半強制的に統一してしまうため、

ある程度「自分が正しい」と思い続けていなければ、

できないものなのです。

 

学校関係者と話すときに感じる違和感ー

「自分の行動が正しい」

と信じて疑わない印象を受けて、

民間企業出身の私は戸惑いを受けていたのですが、

そうならざるを得ない環境だからこそ、

そうなるのだと、理解できました。

 

私は「常に自分が間違っているかもしれない」と考えてしまうので、

彼らのような「教育者」には

とてもなれそうにはありませんが、

学習サポートをする「支援者」として、

お互いが尊敬しあえるような関係を築けたらいいな、

と考えております。

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