「勉強なさい」は逆効果…!?

5月も終盤に差し込み、

早いところでは運動会があったばかりのところも。

今年度に入って2ヶ月近くなりますが、

生徒たちに助けられて、まっちゃんは順調に家庭教師を行っております^^

 

近頃生徒たちの成長が著しいので、自慢をかねて報告させて頂きます笑

※名前は全て仮名です

 

・崎太くん(3年)

 苦手だった英単語の暗記(恐らく学習障害だと思います…)ですが、彼に合った覚え方が見つかり、スラスラ書けるようになっています。フクトでは順位を五つ上げ、ついに学年で十位以内に入ることができました!

 

・日出男くん(3年)

 学習障害持ちで数学の点数が一桁だったそうですが、今では授業が理解できるようになり、自ら進んで学習しているそうです。志望校は当初、私立を専願で受けようと考えていたそうですが、思っていた以上に自分が「できる」と自信がついたようで、公立高受験についても考え始めています。

 

・川音ちゃん(2年)

 この子も学習障害持ちで、数学が一桁だったそうですが、日出男くん同様に授業が理解できるようになり、GW明けの数学のテストで24点満点中16点、約7割も取れるようになりました。英語については数学以上に成長が著しく、それまで全く覚えられなかった英単語についても、スラスラ書けるようになっています。

 

・加奈子ちゃん(2年)

 苦手だった数学が伸びており、やはり授業が理解できるようになっています。わからないところがわかるようになっており、該当箇所について私に尋ねたりと、解決能力も身に付いています。

 

・桂次郎くん(2年)

 未だに数学が苦手で、すぐに「やりたくないです」と駄々をこねてしまいますが、精神的に少しずつ成長しています。精神的な安定が作用したのか、フクトでは、易しいはずの学年末試験より70点も高い点数をとっております。…ただ数学の苦手意識が払拭されないのは困るので、まずは素直に聞いてもらうために私語禁止令でも出そうかしら笑

 

それから小学生の気さくな子と大学生のしっかりした子、

今月から新しく担当することになった真面目な子を見ております。

(彼らについては追々紹介致します…)

 

こうして成長した生徒を見ていると、

どの子も「自分から学習を始め」ています。

決して誰にも強制されていないのです。

 

なぜか…と訊きますと、口を揃えて

わかるようになって楽しいから

と、こう言うのです。

 

特に学習障害を抱えている生徒の場合では、

ご両親が理解のある方であることが多く、

テストや成績についてガミガミ叱らず、

良い意味で「放任」していらっしゃいます。

 

そのため、家の中でプレッシャーを感じる様子も無く、

心が落ち着いており、

素直に話を聞いて理解し、

彼らの急成長につながっていると考えております。

 

逆に親御さんからガミガミ叱られる生徒の場合、

どうせ頑張っても無駄だという諦めの感情や、

自分に強制しないでという怒りの感情、

自分なんか駄目な人間なんだという悲しみの感情など、

様々な感情を抱いて、とても勉強をする心の余裕なんてありません

 

 

心の余裕が無ければ、

人の話を素直に聞くことが難しくなります。

自分のことを認めてほしいため、

自分の話ばかりをしようとします。

 

勉強ができる生徒、伸びる生徒はだいたい、

心が安定しています。

素直なのです。

私の話を受け入れても、自分の存在価値がゆるがないという自信と余裕があるのです。

 

心が乱れるのは、

自分の存在価値がろうそくの火のように危ういから、

成績で自分の価値を決められてしまい、

良い成績を取れなかったら自分は生きる資格が無い、

自分は親に愛される資格が無いと感じているから。

 

 

社会や学校では成績や能力で、人間の価値を決めようとしますが、

誰もが有能な人間である訳はございません。

せめて身近な存在である、ご両親だけでも、

あなたは私の子どもだから、世界一素晴らしい人間なんだ

と声をかけて、愛情を注いで、

お子さんの自己肯定感や自信を養うことが大事なのかな、

と感じています。

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