五月に入り、まさに初夏というのにふさわしいような、
気温が高く、風が心地よい季節となりました。
今年度から受け持つことになった生徒のことについて、
4月を終え、
ある程度理解できるようになってきたと感じております。
受け持っている生徒についてー
LDと診断されている生徒が3名、
LDの疑いのある生徒が1名となっております。
ちなみにただいま受け持っている生徒さんは総勢8名、
LDなどを抱えている生徒さんが半数近くを占め、
家庭教師は、LDなどを抱えている生徒さんに
需要のある職業のようです。
さて、LDを抱えている彼らについてですが、
彼らの能力が低いかというと、決してそんな訳ではなく、
単に「一般的なやり方では覚えられない」
ということではないかと感じております。
例えば日出男くん、
-3+2すら危ういものでしたが、
数学について一つ一つ理屈を教え、
暗記させるのではなく、
理解するように促したのですが、
このやり方が功を奏して、
メキメキ数学力をつけており、
今では連立方程式を解けるまでになっております。
例えば川音ちゃん、
足し算引き算ですら指で数えてしまうのですが、
やり方を暗記する機械的計算ではなく、
式の意味を考えながら計算を行うことで、
数学が楽しくなったと語ってくれました。
学校の授業で出された問題も解けるようになり、
友達に教えられるようになったそうです。
例えば崎太くん、
英単語の書き・読みをひたすらやっても、
全く覚えられずに挫折してしまったようですが、
最近は発音を覚えることで
少しずつ読み書きができるようになり、
英語が楽しくなり始めたようで、
自主的に予習復習をこなしております。
このように、学習障害といえど、
教え方を工夫すれば覚えられる訳であり、
決して能力が劣っている訳ではございません。
ただ、一人一人障害の度合いが異なり、
どのようなやり方ならば良いのかとは、
一概に言える訳ではございません。
なので、生徒さんと一緒に、
どのやり方がいいのかを模索する日々でございます。
終わりはないものですね^^;
コメントを残す