最近まで暑い暑いと言っていましたが、急に寒くなり、今年は「秋」という季節があったのかなかったのか、よくわからないですね( ;∀;)
さて、中間テストが終了し、中学三年生にとっては大事な期末テストの対策をはじめました。
それで、「二乗に比例」するの学習をしていますが、中々てこずるようです。
そういう訳で、備忘録的につまづきポイントをまとめてみます!
比例って、なんですか?
まず初めに、この「比例」という言葉の意味を理解できていないようです。
小学生で学習する「比例」、私は「一方が二倍、三倍すると、もう一方も二倍、三倍になる」と習った記憶がありますが、ちょっとわかりにくくて、覚えられなかったのかもしれません。
「比例」という言葉を、簡単に「?倍」とか「a倍」とか変換すると、
覚えられやすいようで、「比例」という言葉が出る度に「?倍」と書いてくれるようになりました!
表の見方がわかりません
比例の表の見方
例えば、1個100円のジュースを買ったときの値段について考えます。
表を作ると、以下のようになります。
では、缶ジュースが5個になると、いくらになりますか?
ほとんどの生徒はここで、500円と正答します。
この時、どのように考えているのでしょうか?
「上の数を100倍すると、下の数になる」という規則性を発見して、
「缶ジュースが5個の場合も、100倍すれば値段が出る」と類推しているのではないでしょうか?
ただ、それを無意識にやっているだけなのですね。
そういう訳で、上の数と下の数を見て、何倍になっているか発見させて、類推させるということを、
意識的にさせれば解決です!
二乗に比例の表の見方
例えば、yはxの二乗に比例する場合について、以下のような関係が成り立っているとします。
先ほどと同様に、上の数と下の数を見て関係性を出そうとするも…
xが1の時は2倍、xが2の時は4倍、xが3の時は6倍…とばらばらになっています。
ところでこの問題、「yはxの二乗に比例する」とありましたが、
これは、「xを?倍する」のではなく、「を?倍する」わけなので、
とyを見ないといけないのです!
そういう訳で、
の行を用意して、xを二乗したものを書いて、とyの行に注目すると、どれも二倍になっていることが発見できます!
このように表を読むように教えると、表の読み方が理解できるようです!
あとがき
他にも式をつくるとか、変域を求めるとか、
まだまだ教えないといけないことがテンコ盛りですが…
時間をかけてでも、こうしたことを教えると、
それからの理解が速いのではないかな、と期待しています!
また、追々更新したいと思います!
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