人には得意不得意が誰しもあります。
私は、この得意不得意は、
生まれ持った脳の造りによって決まるものだと思っております。
生まれ持った脳の造りは千差万別でございまして、
人それぞれ発達する速度が大きく異なりますし、
発達しやすい部分、しにくい部分も異なります。
そして、この発達しやすい部分が
得意なことや、好きなことになり、
発達しにくい部分が
苦手なことや、嫌いなことになるのではないかと
考えております。
例えば私が受け持っている生徒で、
ADHDと診断された女の子は、
衝動的に動き回ってしまうため、
絶えず手を動かすことができる
アクションゲームは好きであるものの、
パズルなど、じっくり考えるゲームは嫌いなようです。
一方、読みが大変苦手な男の子は、
RPGなど、文章が表示されるゲームは嫌いなのですが、
その代わり難しい図形問題でも理解できるなど、
推論が得意らしく、
パズルゲームをよくしているようです。
そう考えてみると教え方についても、
彼らの発達特性に合わせる必要がありそうです。
アクションゲームが好きな子には、
簡単な問題をたくさん解かせたり、
パズルゲームが好きな子には、
考えて納得してもらったりと、
工夫してみようと思います。
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