すごーくおとなしい子の場合、授業を止められることがないので、
すんなりと進むことができます。
ですが、意思確認が取れにくいので、
生徒のわからないところが把握しにくく、
わからないまま置き去りにしてしまうことがございます。
だから、意思疎通を図るために、
「どこがわからないのか教えて」
「とにかく口できちんと意思表示して」
と言いがちですが、萎縮して余計に話せなくなることがございます。
おとなし過ぎる子は人に対して慎重だったり、
気が小さかったり、自信がなかったりするので、
怒らないこと、叱らないこと、きつく言わないこと
が重要になってきます。
怒る、叱る、きつく言うなどによって萎縮してしまい、
本来の力を発揮できずにまた怒られ、さらに萎縮し…
という悪循環になってしまうからです。
なので、優しい口調で、穏やかに、静かに語りかけましょう。
例えば数学で誤答があれば、その思考過程を確認(あるいは推測)し、
その思考過程のどこが誤りかを説明し、正答に導くようにするのです。
とにかく「安心」を与えられるように、
イライラしてもどうか、ぐっとこらえてくださいね…
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